みとちょんの実験日記

分子栄養学を学ぶみとちょんが、自分の家族で実験しながら健康を手に入れていく日記。勉強した内容もまとめます。

夜間救急を使うかどうか

始まりは、卵ボーロ。

 

 

離乳食が始まって、いろいろなものを少しずつ食べることができるようになっていた。

離乳食を始めたのは6ヶ月ごろ。

まだ歯は生えていなかった。

 

「アレルギーが出ることがあるから、新しくあげる食べ物は午前中にあげること」

という法則がある。

 

その日、何時ごろにあげたのだろうか。

卵ボーロ。

 

数個食べさせた。

 

顔に蕁麻疹が出て、呼吸音がヒューヒューと言う。

「あ、これはアレルギーだ」

 

まず、#8000に電話した。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

#8000は、厚生労働省管轄の子供医療でんわ相談室だ。

 

状況を説明すると、「すぐに病院に行ってください」とのこと。

救急車を呼ぶように言われた。

 

救急車が来たのが暗くなってからだったので、私は午後に新しい食べ物を食べさせたのだろう。

救急車が到着する頃には、ヒューヒューという音はしなくなっていた。

救急車の方に、「すいません、さっきは音がしていて…」と言ったら、「大丈夫ですよ」とのこと。

すごく安心したのを覚えている。

 

病院に着くと、処置。

点滴を入れるために、暴れる子供を押さえつけながらの処置だったようだ。

処置室からものすごい叫び声がした。

 

処置が終わった息子は、ぐったりしていた。

 

そこから1泊の入院。

 

アレルギー反応は、一度治っても1日くらいは様子を見ていた方がいいと言われた。

てっきり「大丈夫でしたね」で薬をもらって帰れるのだと思っていたので、即入院と言われて何も準備していないのに帰れなくなった。

小さなベッドに、8ヶ月の息子と二人で寝た。

慣れない処置と場所で疲れ切った息子は、添い乳をしながら眠ってしまった。

 

夫はほとんど家に帰ってこないので家には私と息子だけ。

着替えも何もない状態で、突然の入院に戸惑ったことを覚えている。

 

結局、急遽田舎から義母に来てもらってことなきを得た。

 

子供は夜間に具合が悪くなることが多い。

喘息もそうだ。

その時、夜間病院に連れて行くかどうかで悩むことも多い。

様子が落ち着いていそうだったら朝まで待つが、不安だったらすぐに#8000に電話して欲しい。

聞いてもらえるだけで落ち着くことができる。

そして、子供の具合は突然悪くなることも多いので、#8000に電話すると「夜間病院に行って診てもらってくださいね」と言われることが多い。

夜間救急は診察費が5,000円とかかかると言われるのだが、子供は急変しやすいので、そのハードルが低く設定されていると感じる。

私は夜中に2度、夜間救急に連れて行ったことがある。

あまりにも辛そうな状況を鑑みて、「入院しますか?」と先生に言ってもらってそのまま入院したこともある。(これは、今回のアレルギーとは別の話なので、また次回書いてみます)

 

なので、子供の具合が悪くて心配で心が押しつぶされそうな時は、ぜひ、そういう相談室を頼って欲しい。

夜間救急に行くのも、「迷惑じゃないかな?」と、考えないで欲しい。

一人で抱え込まないでほしい。

 

それこそ、急変してしまったら本当に後悔しかない。

 

今だいぶん大きくなって夜間病院にお世話になることも少なくなってきた。

しんどいのが永遠に続くわけじゃない。

しんどかったら「しんどい!」と声を上げてほしい。

 

親の幸せは、子供の幸せに直結するから。